刺し子は、日本の伝統手芸のひとつです。16世紀初めごろに生まれ、主に東北地方で広まりました。寒さをしのぐために衣類の保温や補強として、重ねた布を縫い刺したのが始まりと言われています。本来は生活の知恵として営まれてきたものですが、現代ではその素朴な見た目と「運針」のみで仕上げられる気軽さから、ハンドメイドジャンルのひとつとして親しまれています。
「くまのがっこう」は、山の上の寄宿舎でくらす12ひきのくまのこたちのお話です。 11番目まではみんな男の子。いちばん最後の12番目、たったひとりの女の子がジャッキーです。 やさしいおにいちゃんくまのこたちと、いたずらできかんぼうなおんなのこジャッキーがくりひろげる、 なんでもないけれどあたたかい1日のお話です。
ジャッキーと模様の組み合わせが楽しめるようなデザインにしました。 王冠をつけたジャッキーは王冠のようにキラキラとした模様、リボンを付けたジャッキーはチョコレートのような甘くてかわいい色の組み合わせ、いつものジャッキーはシンプルながらも鮮やかでモダンなカーブラインにしました。
かわいいだけではなく、刺しやすく使いやすいコットンリネンの生地で仕立てます。 通気性が良く肌触りの良いコットンと、水に濡れることで強度が増し、汚れがしみにくく落としやすいリネンが入っています。 布は、漂白や染色をしていない生成りを使用しているので自然で落ち着いた色合いが、テーブルに馴染みます。 ※天然素材の為、茶などの綿カス、麻カスが見られますが自然な風合いとしてご了承ください。
刺し子布には、水で消えるインクで図案が印刷されています。 刺し終わったあと、余計な線が残らずに、正確に刺せるので、初心者さんでも手間なくかわいく仕上がります。 図案とともに生地のカット線と縫い代もプリントされています。片面ずつ刺し子をしたら周囲を縫って仕立てます。 小ものなので全て手縫いで手軽に仕上げることもできます。 機械で大量にプリントをせずに、一枚一枚、手作業で丁寧にプリントすることで、図案の書き写しをせずに、キャラクターたちの本来の表情を届いたらすぐに刺し始めることができます。
キットには図案の刺し方図とは別に「刺し子の基本レシピ」がついてきます。針への糸の通し方からきれいに刺すコツ、作品の仕立て方まで、イラスト入りでていねいに解説しました。また、つまずきやすい刺し始めや運針の手順にはポイントレッスン動画をご用意。疑問点をクリアにして刺し進めることができます。
刺し子の魅力は、なんといっても無心にちくちくするだけで簡単にできること。たくさん作れば色とりどりのふきんがお部屋を彩ります。暮らしの中に取り入れて、作品たちを愛でるのも楽しいひとときです。
はじめまして、 手づくりキットシリーズの「キャラとハンドメイドで」といいます。 「大人になってもキャラが好き」そんな方のために、手芸本出版の日本ヴォーグ社から生まれました。今日は初投稿ということで、シリーズが始まった経緯や、わたしたちが大切にしていること、これからやっていくことなど、自己紹介をしたいと思います。
布地にさまざまな模様を糸で縫い刺す、日本の伝統的な刺しゅう技法です。今ハンドメイドの世界ではこの「刺し子」が大人気。Instagramでは「#刺し子」で約50万件も投稿がされているほどです。 「キャラとハンドメイドで」チームの中にも、刺し子の「さ」の字も知らなかったのに今ではすっかり刺し子に魅了されたスタッフがちらほら。 今回はこの「刺し子」についてその歴史や魅力などを書いてみようと思います。
― ハンドメイドでいつも一緒。キャラクターのいる暮らし ― 子どものときから大好きなキャラクターは、大人になった今でも、ちょっと目にするだけで幸せな気持ちになれる。ちくちく心を込めて針を進めるときも、完成した作品を身に着けたりお部屋に飾ったりするときも、お気に入りのあの子とずっと一緒。そんなとっておきの時間がかなう手づくりキットシリーズです。
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