手づくり手帖

特集テーマは「秋の装いを手づくりで」。デザイナー岡 理恵子さんが主宰する北海道の人気テキスタイルブランド「点と線模様製作所」の布を使って、インテリア小物やバッグ、ポーチ、がま口、ウェアものを提案。また三浦百惠さんの30数年にわたる創作活動の集大成である著書『時間の花束』の内容紹介、志田ひとみさんのアラン模様のニット、キルト作家加舎陽砂子さん、三雲政子さんによるタペストリーとバッグ、岩田由美子さんによる伝統刺しゅうイーラーショシュなども。付録は点と線模様製作所の岡 理恵子さんデザインの布で作る「ぺたんこトートバッグ」。汚れにくくて丈夫なナイロンオックスの裏布つきです。

特集は、「和の文様を楽しむ」。著書『和のクロスステッチ図案帖』が大変反響を呼んだ、遠藤佐絵子さんにご登場いただき、日本の伝統文様である、「有職文様」、「伊勢型紙」、「割付文様」から図案化したクロスステッチ作品の数々をご紹介します。付録は、遠藤佐絵子さんデザイン「和模様のクロスステッチでつくるカードケース」。布の織り目が拾いやすい、クロスステッチ専用の布に25番刺しゅう糸で図案を刺していきます。２種類の模様からどちらか一つ作れます。材料セット内容：刺しゅう専用布（アイーダ）、裏布、DMC25番刺しゅう糸、刺しゅう針

40代～70代の手づくりファンに向けた、大人の手芸総合誌。毎号一流の手芸作家による作品、手芸・モノづくり・手づくりにまつわるエッセイや記事を中心に編集。今号の巻頭大特集は「北の国の手づくり」と題してノルウェーの伝統的刺しゅうハーダンガーの世界を御園二葉さんに、大好評の材料付録とともに作品を提案してもらいました。その他ロシアンキルト、南部菱刺し、北欧のニットデュオ、アルネ＆カルロスによるノルディックセーターなど、楽しい企画が目白押し。第2特集「大人の学校」では木目込み人形をテーマにプロセスも交えて。その他人気連載企画も含めてたっぷりと楽しめる1冊です。

巻頭特集は「涼やかな手仕事」。昨今再び注目を集めている優雅で麗しいタティングレースの世界を、盛本知子さんの作品とともにご紹介します。付録は「タティングレースのモチーフ」が作れる、手づくり手帖オリジナル色のシャトル、本番用のレース糸、練習用の少し太いレース糸2色のセットです。特集2「おとなの学校」では、スウェーデン刺しゅうのテクニックを五十嵐富美さんに教えてもらいます。また、佐藤ちひろさんの白糸刺しゅう、小西春江さんの着物地で楽しむ夏のれん、坪内史子さんのグルー・アクセサリー、林伴子さんのハワイアンキルトなど、涼感を呼ぶ美しい作品の数々をどうぞお楽しみに。

戸塚刺しゅうの創設者である戸塚きくさんは、戦後、日本製の刺しゅう糸づくりに尽力されました。巻頭特集では、その後継者である戸塚 薫さんにご登場いただき、秋の草花をテーマにした、繊細で美しい刺しゅうの数々をご紹介します。ほか、ベルンド・ケストラーさんのニットのスヌード、キルトのバッグとポーチ、秋モチーフのブローチなど、しっとりと秋の情感たっぷりにお届けします。この号より女優の安田成美さんの連載もスタート。付録は戸塚 薫さん監修「花刺しゅうのドイリー」が作れる、布（図案プリント済・縁始末済）・刺しゅう糸・針のセット。

パッチワークキルト作家 鷲沢玲子さんにご登場いただき、タペストリーからバッグ、小物まで、美しい花模様のキルトを多数提案。ほか、Rairaiこと蓬莱和歌子さんによる優しい色合いの刺しゅう作品、青木恵理子さんによるかぎ針編みの麻ひもバッグ、花のブローチなど、彩り豊かにお届けします。≪連載≫「おとなの学校」は菅原順子さん、安田成美さんの「すてきな作家探訪」は鷲沢玲子さん、「手の人」取材はソーイング作家のMay Me伊藤みちよさんと、ナンタケットバスケット作家の塩川美佳さん。≪付録≫鷲沢玲子さん監修「ポーチにもできるミニキルト」。パッチワーク柄プリント済の表布・キルト綿・裏布・マグネットボタンつき。

手づくりがいかに生活に豊かさと楽しさをもたらすのか。様々な手芸をジャンル横断的に楽しむ大人の手芸総合誌。11月17日発売号は「祝祭の手づくり」と題して、生活の中での祝いと寿ぎのシーンを演出する手づくりを特集します。森田江里子さんの水引、4人のキルターによるお祝いキルトから、つまみ細工や和の刺しゅうまで。好評の「おとなの学校」では河合真弓さんに1枚のストールを編んで、変化させて楽しむいろいろを。人気の連載陣に加え、「洋裁日和」には茅木真知子さんが登場します。今号の材料付録はお正月にすぐ使える「水引」のセットです。