第12回
クレイクチュールの楽しさを、今大人気の作家さんがリレー形式でお届けします。
2017年12月06日
〈第二弾 第4回〉yunyunさん~初めての【クレイクチュール】neige+オリジナルボタン作り♪
この度『クレイクチュール作家リレー』に参加させていただくことになりました!!
早速オリジナルボタンが完成です。
昨年にスタートした作家リレー
今年は11月からスタートし、バトンは光栄なことに
高橋陽子 さんから受け取りました♪
いつもうっとりするような素敵な作品の数々
シャビーシックの独特な世界観に
私も影響された一人です
そんなシックな大人な世界から
色のある世界にいらっしゃいましてありがとうございます♪
改めまして・・・
neige+ yunyunと申します
普段は布小物作家として活動させていただいています♪
布耳はぎれを使った作品など
オリジナルデザインのバッグや布小物を制作させていただきながら
ヴォーグ学園東京校で講師を務めさせていただいています
時々趣味でDIYなどもしております ^^
最近では昨年建てた小屋がお気に入りの撮影場所になっています♪
ご縁あってお声かけいただき
今回クレイクチュールを初体験させていただきました♪
クレイとはプレモという樹脂粘土
とある日のヴォーグ社にて、、、
粘土を触るように手でこねたり、マシーンを使って色を混ぜてみたり
童心に返って夢中になって作っていました
その時一番夢中になって作っていたのがこの型抜きです
いくつもいくつも作っては
色を変えて楽しんでいました
幼少期に遊んでいた粘土と違うのは
オーブンで焼いて出来上がること
そしてにおいが全くしなかった(個人の感想です)
しかも焼いても縮んだりせず、仕上がりがそのままなのが特徴
型抜きのまま成形されるのです♪
楽しくてつい夢中になってました(笑)
その時完成した小さなパーツを組み合わせて
コサージュや髪飾りを作ってみました♪
初めての体験だったので、イメージがわいてこなくて
この時は型抜きばっかり
でもこの型が素敵すぎていくつも作ってしまいました。
焼きあがった後は固くなりボンドを付けても色を塗ってもOKとのこと
パーツとして楽しんでみました
ちょうど成人式の娘の髪飾りを作っていたころだったので
目が行く色がどうしてもターコイズだったり赤だったり(笑)
こうしてスリーピンにつけてあげたら
とってもかわいく完成です♪
コサージュも早速身に着けてお仕事に♪
なかなかいい存在感になりました ^^
ということで、今度はお家でやってみようじゃないのと
使ってみたのは、プレモのオパールと
スフレというプレモより軽い仕上がりになる粘土
混ぜて使う前提でいたのですが
このオパールがかなり曲者でした ><
なっかなか混ざらないので大苦戦
でもスフレの分量を増やしたらようやく ^^
混ぜる場合は3×1(オパール)位がちょうどいいみたいです
3色しかなくても、色を混ぜると何色かに仕上がりましたが
それを一つずつ同じくらいの大きさにコロコロ丸めていきました
ボタンを作ろうと思いながら小さいお団子をたくさん作ったのですが
でも、まだここではイメージがわいてこなくて。。。
ただただ手を動かして閃くのを待つ・・・
ひたすらつぶして・・・
爪楊枝で穴をあけて・・・
なーんてことを繰り返しながら並べていったのですが
どうもこれじゃ面白くないぞってことで
閃いた!
小さく作ったボタンをまたいくつかまとめてコネ直し
大きなボタンに大変身!
ほーんとに手間のかかることばかりしていましたが ^^;
粘土だから焼くまでは何度でもやり直しがきくのも嬉しいです
ただ、しっかりこねないと仕上がりにひびが入るので
丁寧に何度もコネコネ
おかげで指先筋肉痛(笑)
そしてたまたま押し広げていたら偶然板金っぽい味のある柄に!
ってことでそのまま採用♪
そして。。。もう一つの閃きも♪
青といえば。。。
そうだ!青い鳥?
なーんて思いついたはいいものの
作りすぎ??(笑)
指先筋肉痛になるほど一日中こねてこねて
ちいさくちねって・・・すべて手作業で
気の遠くなる作業でしたが
そーんな努力の甲斐あって?
こんなにかわいらしい鳥さんがたくさん♪
そして全部丸くこねずに長細い棒みたいなのを作って
ボックスクッキー風に仕上げてみたこんな形も♪
小さくってかわいいのができました。
最初は丸い形しかなかったボタンも
何度もこねなおしてちょっといびつな形も楽しんでみました♪
そして100均で売ってる一番小さな英字スタンプで
オリジナルボタンに♪
ここまでくるとゴールが見えてきてワクワク!
仕上げに色のトーンを抑える役目にもなる
パールをささっと仕上げに塗ることで
板金風な仕上がりにも立体感が生まれてます
ようやくオーブンに入ったのは
最初に取り掛かってから2日後の朝
長かった。。。(笑)
120度のオーブンで20分ほどしっかり焼いて冷まします
クレイクチュールは仕上げにオーブンで加熱することで
プラスチックのような硬さになります
そして、加熱した後は、落としても壊れにくく
水にぬれても色落ちすることがないとのこと♪
この言葉を聞いてから真っ先に思いついたのが
『オリジナルボタン』だったのでした
焼き上がり~~!!
もうめっちゃテンション上がります?
ずーっとほしかったオリジナルのボタン♪
一つ一つ手作りしたボタン。なんという愛らしさ。
いつか作りたい(どこかでオーダーして?)
なんてぼんやり思っていたことが思いがけず現実に!!
手でこねて作ることで、形は自在なのです
型抜きしても面白い表情が出せそう♪
残してももったいないので
結局全部ボタンに(笑)
ボタンのお花畑や~~♪(彦摩呂風に読んでね)
これぜーんぶボタン!!
なんという華やかさ!色の世界!
どれ一つとして同じものがないのもまた嬉しい眺めです。
そしてただいま我が家のPCの壁紙に代わってます
好みの色ってやっぱり年数経ってもあんまり変わっていないかな
バッグでもこの色はやっぱりどこかに入ってる
でも作っているうちに、カフェやモカの色でも作りたくなりました
今流行りのモノトーンもいいなぁ・・・
なんといっても自分でオリジナルのボタンができたら
それこそ世界で一つだけのオリジナル♪
テンション上がりまくりです ^^
本当は何か作って紹介したかったけど・・・
体が一つしかなくて叶わず ><
でもピッタリなの見つけた!!
「まいにちの布こもの」掲載のドロップトート♪
タグを付け替えてっと・・・
冬トートなのに色がプラスされることでぐっと温かみが出てきた気分です
早速お出かけするのが楽しみです
そしてフリーレシピ配布中の「マロン巾着」にも♪
ちょこんといる鳥さんが
幸せ運んできてくれそう♪
作る時も使うときも楽しくなるオリジナルボタン
これからはいろんな作品に使われそうです
どんな風に使われるのかまた楽しみにしててくださいね!
最後に今回使用した道具の紹介
オレンジの持ち手はいつも表返しにするとき、角を出すのに使う
ミシンを買ったときについてきたポンチ
そして100均の英字スタンプS
一番大きなミキシングマシーンは
一番最初に色を混ぜるときに使いましたが
ほとんど手でこねてたので、出番は一番少なかったかも
ただ、温度の低い冬は、練るのに苦戦 ><
ちょうど寒かったので部屋を温めながら作業していたら
だいぶ柔らかくこねやすくなりました
夏場はきっともう少し作りやすいのかな?という印象です
初めての体験でしたが
最終的には「自分が一番使うもの」をデザインして作ってみました
ハンドメイドを続けていると、作品の中に自分らしい「何か」を加えて
オリジナル感を出したくなる気持ちが
少しずつ芽生えてくるかと思います
それは、オリジナルのタグだったりデザインだったり布だったり
ほんとはこういうのが欲しいのになぁ・・・っと欲望も生まれたり♪
全ては作品に対する愛情と比例しているような気がします
自分の手から生み出すことができるものは限られますが
ボタンやチャームは比較的身近に手作りできるのかも!?
と今回体験してみて感じたことです
手間はかかりますがその分愛着もひとしおです♪
秋の夜長、指先を動かす趣味を見つけてみるのもいいかもしれません
お子様と一緒に楽しまれるのもお勧めです
よかったら皆様の手作りの参考になれば嬉しいです
とっても楽しかったクレイクチュール体験!
それにしてもまだまだ知らない手作りの世界があるんですね!
つまみ細工といい
この秋は新しい手作りをたくさん楽しめてる気がします♪
さて、、、
今回高橋陽子さんから受け取ったバトン
の次のバトンは
なんと!「マツコの知らない世界」にも出演された
夏目あやこさん
超人気インテリアブロガーさんです
古道具をこよなく愛し、100均リメイクも独特な雰囲気を醸し出し
何度か遊びに行かせていただいたお家もとっても素敵♪
作家リレーは毎週水曜日更新です。
昨年から続く作家さんの作品もどれもうっとり素敵です♪
是非こちらのサイトも覗いてみてくださいね
↓
【クレイクチュール作家リレー】
なつめさんがどんな作品を紹介してくださるのか
今からとってもワクワク楽しみです♪
はーい♪ なつめさーーん!!
トークネタじゃなくて今度は本物のバトンタッチヨ!!(笑)
★yunyunさんが使用した教材はこちらでご購入いただけます!