第15回
クレイクチュールの楽しさを、今大人気の作家さんがリレー形式でお届けします。
2017年12月18日
〈第二弾 第7回〉Lucileさん~クレイクチュール×豆本
こんにちは(^^) Lucile(ルシール)です。
昨年参加させていただいたクレイクチュール作家リレーに、今年も参加させていただくことになりました。
毎週錚々たる作家さん方がクレイクチュールを使ってオリジナル作品を作っていくリレー。
今年は、なんと!日本ヴォーグ社クレイクチュール本部講師である、ポリマークレイ、手織り、手編みを楽しむ教室の「ソフィアシャイニー」を主宰されている
野上京子先生からのバトンです。
先生からのバトン、しかも昨年は娘の夏休み工作だったので、今回はかなりのプレッシャーです。
クレイクチュール×豆本
粘土だからといって読めない本は作りたくない。。
ならばと表紙をクレイクチュールで作ってみることに。
前回は夏でしたが、今回は冬なので、機械をおかりました。
これが手でこねるよりも綺麗に早くて楽しくなっちゃいます。
1mm弱の厚みに伸ばした粘土にキルティングスタンプシートを使って型押し。
それをスライサーを使って豆本の表紙の大きさにカット。
エンブレムモチーフのモールドでパーツ作りも。
何枚か作ったところで、オーブンで焼きます。(今回は130℃20分。表紙を取り出したあと、パーツだけは130℃10分追加で焼きました)
パーツはアクリル絵の具で軽~く金色をのせてみました。
後から色をつけることも出来るので、便利ですよね。
出来上がったものを豆本に仕立てて完成です!!
背表紙には山羊革を使用。ドイツ装という製本の仕方です。
今回は使ったのがスフレという樹脂粘土。
昨年使ったプレモよりも軽く仕上がり、表面が滑らかにマットになるということで、革との相性ばっちりです。
どちらも焼成するまでは固まらないので、時間を気にせずに成形できるのがいいですよね。
黒の表紙はこちらの画像のスフレのポピーシードを単色で。
茶色の表紙はプレモのバーントアンバーとスフレのカウボーイを同量混ぜたものを使いました。
黒のエンブレム付きの方はネックレスにしてみました。
着用感はいつもの布装や革装と変わらず軽くてよいですよ。
そして、こちらの中身はTOP画像の「宝島」です。
クレイクチュール×豆本
どうなることかと思いましたが、お気に入りの豆本が出来ました。
まだまだいろいろと表紙に使えそうなので、またトライしてみますね。
☆☆☆次回は12月20日公開予定☆☆☆
可愛い革のミニチュアアクセサリーで有名なnap*さんです → ☆
nap*さんも昨年のリレーに参加されてますので、今年はどんなのを作られるのか私も楽しみです
★クレイクチュールとは??
クラフト用樹脂粘土(ポリマークレイ)のPremo!を使った新しいクレイクラフト。
130℃のオーブンで30分焼くと固くなります。
もっと詳しく知りたい方はこちらへ → ☆
(ヴォーグ社のクレイクチュールHP:こちらで材料やお道具も購入可能です)
クレイクチュール作家リレー → ☆
★Lucileさんが使用した教材はこちらでご購入いただけます!