秋月真理子さん

秋月真理子さん 米国滞在経験11年の間にキルトと出合う。帰国後の1979年にキルト教室「キルターズワークショップ」を主宰。作品をキルト雑誌に発表するほか、パッチワークキルト関連の通訳、翻訳など多彩に活躍中。監修に『キルトブロック事典』セリア・エディ著(日本ヴォーグ社)などがある。 関連本 キルトブロック事典

秋月さんがキルトに目覚めたのは、1976年アメリカ建国200年祭を体験したことに始まる。1974年から3年間を、医師であるご主人の研究のためアメリカで過ごした。秋月さんにとって2度目のアメリカ暮らしであった。 折しもアメリカには、建国200年祭のキルト再発見の波が押し寄せていた。夜間の社会人教育でもキルトの講座が盛んだったが、長男の出産と東部海岸への引越しで習う機会を逃してしまっていた。ワシントンD.C.で2人目を妊娠中に、近くのショッピングセンターの中にあるキルトのお店を見つけた。「アパラチア」というその店のショーウインドーには、素敵なキルトが飾ってあった。そのキルトを見て、自分も作ってみたいと気持ちが動いた。 ―本文より一部抜粋― キルトジャパン2011年3月号より
  • 愛用の針道具。シンプルで機能的なのがまさに秋月さんらしい。写真中央にあるのは、友人からもらった手作りの針入れ。
  • 布の収納棚。色別に区切って分け、棚の上のキャンバスバッグには、「エキゾチック」や「アート」など、テーマ別に分けて収納している。
  • アトリエの書棚には和書と洋書と両方が収められている。古いアメリカのキルト雑誌など貴重なものも。
  • 『ジグゾーパズル』71×74cm
    キルトジャパン100号記念に制作したキルト。転写プリントを用いて、過去のキルトジャパンの表紙をジグゾ―パズルのように組み合わせた。2004年制作。

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