キルトジャパン2020年1月号冬で募集したがま口コンテストに、たくさんご応募いただきありがとうございました。写真審査の第一次審査、ソーイングデザイナーの岡田桂子さん、植村株式会社、キルトジャパン編集部による現物審査を経て、入賞作品が決まりました。おしゃれでかわいいがま口をご紹介します。
審査総評
作り手の「作るのが好き」という気持ちを感じました。小さな作品の中に遊び心も垣間見え、大切にしたいと思わせるものばかりした。
撮影/森谷則秋
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グランプリ
「思い出のネクタイ」口金 BK-1007AGマットボール
奥原 真澄
- 作者のコメント
- 何年も前に私が主人にプレゼントしたネクタイを使いました。ネクタイ生地はとても肌触りがよく、柄も気に入っていました。ちょっと粋ながま口に仕上がりました。
- 審査員より
- 思い出のネクタイをリメイクして作られており、想いのこもった作品ですね。全体の配色も良く、シンプルな中にオシャレ感もあり、大切にしたいと思わせる作品だと思います。
優秀賞
「仄明かり月明かり」口金 BK-1205Sクリスタルボール
天久 みか
- 作者のコメント
- 大島紬の生地を星のモチーフでつなぎ、月明かりを表現してみました。
- 審査員より
- 布選びと配色のバランスが優れていると感じました。細かいピースワークの仕上げがきれいで、また落としキルトの糸使いがアクセントになっていて、上品な仕上がりの素敵な作品です。
INAZUMA賞
「花のささやき」口金 BK-1218AGフェルトボール
奥原 真澄
- 作者のコメント
- 大好きな刺しゅうとがま口づくりを両方欲張って作品にしてみました。待ち遠しい春を表現しています。
- 審査員より
- 口金の玉のカラーと、刺しゅう、生地まで全体の配色がまとまっていて、落ち着いた可愛らしさを感じました。身につけていると、周りから"かわいいね"と声をかけられそうです。
岡田桂子賞
「タピオカミルクティー」口金 BK-1007AGマットボール
近 康予
- 作者のコメント
- 口金の玉がタピオカにしか見えなくなり、タピオカミルクティーを思いつきました。自立するのでペン立てにしようと少し長めに作りました。ストローはちょっとした遊び心です。
- 審査員より
- ビニールを使ったタピオカの表現が新鮮でとてもかわいいです。作ることが楽しい、大好き、作りたいという気持ちが伝わり、見ていて嬉しくなりました。
キルトジャパン賞
「キラキラおしゃれポーチ」口金 BK-1206Sミラーボール
辻 寿美
- 作者のコメント
- 玉のクリスタルがきれいだったので、それにあわせてかわいらしさいっぱいのポーチをデザインしました。大好きな水色の布を中心にレース地などを用いて土台を作り、ビーズやステッチで飾りました。
- 審査員より
- がま口の小さな面に細かいピースワークをされていて手の込んだ作品です。レース地やビーズなどの飾りが良いですね。口金とも合っています。
佳作
入選
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