キルトジャパン2019年10月号秋で募集した畳縁アイデア小物コンテストにたくさんのご応募ありがとうございました。写真審査の第一次審査、ソーイング作家の越膳夕香さん、キルト作家の横井由紀さん、髙田織物株式会社、キルトジャパン編集部による現物審査を経て、入賞作品が決まりました。畳縁の柄や特徴を生かしたアイデアいっぱいの作品をご紹介します。
審査総評
斬新な形やアイデアが多く、実用的な作品ばかりでした。ワンランクアップするためには、持ち手や金具の材質を揃えるなど仕上げにもひと工夫してみましょう。
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グランプリ
「たっぷり入る斜め掛けとカードが入れやすい長財布」
加納 由恵
- 作者のコメント
- 畳縁の帯状の形を生かして少し大きめの斜め掛けを作りました。畳縁の幅がカード入れ部分を作るのに最適だったので、コイン入れや紙幣入れをつけて長財布にしました。カードが入れやすく見つけやすいです。
- 審査員より
- アイデアも技術力も優れています。配色もよく、畳縁の特徴が生きています。楽しんで作っているのが伝わる作品です。
優秀賞
「お出かけセット」
河村 小百合
- 作者のコメント
- バケツ型のバッグはリボンとコサージュ付きです。斜めにパッチワークしました。ミニバッグのリボンは1本の畳縁で作っています。
- 審査員より
- 実用的で使ってみたくなるバッグです。畳縁を斜めに使って織り込むのもよいです。
髙田織物賞
「和モダンBag」
土田 真由美
- 作者のコメント
- どこか懐かしいけど新しい!そんな畳縁の魅力を最大限に活かし、和にも洋にも合うバッグを作ってみました。
- 審査員より
- たくさんの色柄を組み合わせて作るアイデアがいいですね。素材や配色が豊富な畳縁で色遊びが無限に広がります。
越膳夕香賞
「華やかおでかけ水玉バッグとポーチ」
住田 智子
- 作者のコメント
- キラキラ心うきうきするような白地に金の水玉の畳縁をみつけて、一気に仕上げました。マチを広く取り、お弁当箱とかも入れられるくらいに使いやすいものにしました。
- 審査員より
- 畳縁の幅を生かした素直な作品ですね。持ち手も畳縁で作られていてよかったです。金具類も、できれば金で統一してほしかったです。
横井由紀賞
「リボンのバッグ」
徳永 美由紀
- 作者のコメント
- 入園入学式にママが持てるバッグをイメージしました。ポイントとなるリボンは4cm幅のタックで作ります。
- 審査員より
- 持ちたいと思える配色やデザインです。持ち手も握りやすいよう工夫されています。
佳作
入選
アイデア賞
畳縁についてのお問い合わせ
髙田織物株式会社 〒711-0904 岡山県倉敷市児島唐琴2-2-53
Tel: 086-477-7162 http://www.ohmiyaberi.co.jp/