植物標本

植物標本とは

植物標本で最も一般的なものは「押し葉標本」。
新聞紙などにはさんで重しをかけて押し、水分を吸い取って乾燥させ、平らにします。
16世紀頃、イタリアの生物学者が学術的な標本として植物標本(押し花)をのこしていたのが始まりと文献には記録があるそうです。
19世紀英国のビクトリア女王も押し花を愛好し、作品を額装して飾っていたと伝えられています。
現在は専用の道具によって素早く乾燥が出来るようになり、植物の持つ色彩も残せるようになりました。
その結果、広くインテリアアイテムとしても楽しまれています。

明日から始められる植物標本 「植物標本スターターキット」

本物の押し花を使った植物標本をインテリアに 「植物標本ディスプレイ」

“植物標本でアートする”をテーマにしたクラフト 「プラントアート」

「プラントアート」は、”植物標本でアートする”をテーマに、学術研究の場でも活用される本格的な技術を取り入れた植物標本の作り方から、できあがった植物標本をインテリアに取り入れる技術を、カリキュラムとして体系化したフラワークラフトです。

学術研究の場で活用される植物標本

学術研究の場で、植物を標本にして保存する際に最も一般的なものが、押し葉標本です。
押し葉標本にすると植物の立体的な形は失われてしまいますが、取り扱いや整理が容易で、保管スペースも節約できます。
大量の植物標本を整理・保管している施設は「植物標本館(標本庫)」と呼ばれ、国内だけでも60以上の大学や博物館・植物園などに設置されています。
近年、乾燥技術の向上により、植物の色彩もきれいに残すことができるようになりました。

日本ヴォーグ社の「原色植物標本キット」は、本格的な研究用途でも活用いただける植物標本制作のキットです。