クロスステッチは、布の織り糸を数えながら刺していく「キャンバスワーク」と呼ばれる技法のひとつです。ステッチは糸を交差させて「×」の形に刺します。「×」を数えながら刺していくので、図案を写す必要はありません。基本的には織り目が数えやすい平織りの布を使用します。面を埋めたり、ひとつおきに刺したり、色を変えたり、やさしい図案から複雑な図案まで刺すことができます。
「くまのがっこう」は、山の上の寄宿舎でくらす12ひきのくまのこたちのお話です。11番目まではみんな男の子。いちばん最後の12番目、たったひとりの女の子がジャッキーです。やさしいおにいちゃんくまのこたちと、いたずらできかんぼうなおんなのこジャッキーがくりひろげる、なんでもないけれどあたたかい1日のお話です。
絵本『ジャッキーのしんゆう』より、プレゼントで届いたうさぎさんを抱きしめるジャッキーと、お部屋のインテリア小物を中心に集めました。風船や小鳥で動きをプラスして、生き生きとしたデザインに。
小さなモチーフがたくさん入った図案なので、モチーフをひとつひとつ完成させて、達成感を積み重ねながら刺すことができます。クロスステッチ布はほどよく刺しごたえのある16カウント。刺し目が見やすく、でも1目が大きすぎないので、さくさくと刺し進められます。
キットでは全16色の刺しゅう糸を使用しています。実際の絵本の色合いを再現できるよう、また刺しゅうしたときにきれいな色合わせになるようこだわって選びました。絶妙なカラーリングとやわらかい光沢で、刺しているときから目を楽しませてくれます。
キットには作品づくりに必要な刺しゅう布や刺しゅう糸がすべてセットになっています。クロスステッチ針も入っているので、届いたらすぐに作り始められるのがうれしいポイント。レシピはわかりやすいイラストと図案、簡単な解説動画つきなので、初心者さんでも安心して取り組むことができます。
「クロスステッチキットの基本レシピ」では、刺しゅう布の準備から基本の刺し方、作品の仕上げ方まで、イラスト入りでていねいに解説しました。むずかしい手順は動画で確認して、わからないところをひとつひとつ解消しながら作り進められます。
ここでご紹介している他にも、絵本からデザインしたかわいいクロスステッチキットをご用意しています。モチーフも色合いもまたひと味違った雰囲気なので、どれも新鮮な気持ちで刺しゅう時間を楽しめそう。いくつも作ってコレクションすれば、くまのがっこうの世界観があふれる素敵な空間が完成します。
刺しゅう布のままラフに飾るのもいいけれど、フレームに入れると作品がぐっと格上げされて見えます。くまのがっこうのデザインにぴったりな、落ち着いたテイストの木製フレームを販売中。ぜひあわせてご覧ください。
木製フレーム ポニー[ブラウン]
1,012円(税込)
こちらからご購入いただけます
はじめまして、手づくりキットシリーズの「キャラとハンドメイドで」といいます。「大人になってもキャラが好き」そんな方のために、手芸本出版の日本ヴォーグ社から生まれました。今日は初投稿ということで、シリーズが始まった経緯や、わたしたちが大切にしていること、これからやっていくことなど、自己紹介をしたいと思います。
布地にさまざまな模様を糸で縫い刺す、日本の伝統的な刺しゅう技法です。今ハンドメイドの世界ではこの「刺し子」が大人気。Instagramでは「#刺し子」で約50万件も投稿がされているほどです。「キャラとハンドメイドで」チームの中にも、刺し子の「さ」の字も知らなかったのに今ではすっかり刺し子に魅了されたスタッフがちらほら。今回はこの「刺し子」についてその歴史や魅力などを書いてみようと思います。
― ハンドメイドでいつも一緒。キャラクターのいる暮らし ― 子どものときから大好きなキャラクターは、大人になった今でも、ちょっと目にするだけで幸せな気持ちになれる。ちくちく心を込めて針を進めるときも、完成した作品を身に着けたりお部屋に飾ったりするときも、お気に入りのあの子とずっと一緒。そんなとっておきの時間がかなう手づくりキットシリーズです。
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