商品説明
今、静かなブームの仏像に焦点を当て、写仏をカジュアルに楽しむ、心癒される一冊。お手本の上からなぞる、半紙を当ててうつし描き、出来上がったものにぬり絵をするなど様々な楽しみ方ができる。仏教や仏像の知識も身につく編集で、読んで、描いているうちにマインドフルネス(心が満たされる)状態になるという癒しの書でもある。作画に仏師の木島昌利師を迎え、今回は美しい顔をもつ菩薩に絞って19菩薩の立像、面相を網羅し、鉛筆から筆ペン、色鉛筆まであらゆる筆記具に対応した編集。
エディターズレビュー
この本の特徴は、読者が置かれている状況に照らし合わせて、どの観音菩薩様が救ってくださるか、という仏教の考え方の基本がわかるようになっているところです。無心で「うつし描き」をすれば、こころがすーっと軽くなるから不思議です。仏画、仏像の修復師である著者の木島昌利師が、この本のために書き下ろした19菩薩のお顔は、どれも品があり、やはり仏像は「顔が命」と納得の出来栄え。薄く印刷されたお手本のページにじかに鉛筆で描いていけば、今日からあなたも仏画師気分になれますよ。
著者紹介
1953年生まれ。仏画修復師として全国の仏画・仏像の修復作業にあたる傍ら、仏画教室を開く。チベット人高僧ニチャン・リンポチェのインド・カリンポンの新しいお寺の外壁、内装彩色、仏舎利塔の彩色のおアドバイスも行う。美しく流麗な仏画、きれいなお顔の描き手としても知られる。