Vol.14 第4回みんなで鳥の巣を編む会
2019/12/02 00:00
2019年11月10日 調布市市民プラザあくろす市民活動支援センター
編み物で野鳥のヒナの命を救うボランティア活動、「編み物で野鳥を救おう」活動の一環として、「第4回 みんなで鳥の巣を編む会」を調布市市民活動支援センターにて開催しました。
巣立ちの時期に親鳥からはぐれたり怪我をしたりした野鳥のヒナは、自分の力では生きていくことができません。そうしたヒナを保護して育て、再び自然に還す活動を行っている米国ノースカロライナ州の動物レスキュー団体 Carolina Waterfowl Rescue が、ヒナを保護するために使う「手編みの鳥の巣」の寄付を求めています。
みんなで鳥の巣を編む会では、この「手編みの鳥の巣」をみんなで集まって編み、楽しみながら社会貢献を行っています。今回は24名の方にご参加いただきました。今回お借りしたガーランドと大編み地は、会場の「えんがわ」の装飾に加えて、参加者の方が編んだ鳥の巣の集合写真の背景としても活躍し、会場を華やかに彩ってくれました。参加者の方々が連れてきた鳥さんのあみぐるみ達も、カラフルな場所で記念撮影ができてとても楽しそうです。
鳥の巣を編むための毛糸は、全国の有志の方からお譲り頂いた毛糸のほか、内藤商事株式会社様から無償で50玉ご提供を頂いたものを使用しました。また、野鳥のヒナを救いたいという思いから、編み物が始めての方もこれまでにたくさんご参加いただいています。そうした方に貸し出すためのかぎ針を、株式会社チューリップ様のご協力で、今回からETIMO 8/0号をご用意することができました。
編み物が好きな方が楽しめるだけでなく、鳥の巣をきっかけに新たに編み物に興味を持ってくださる方が増えるよう、今後も活動を続けていきたいと思います。
(手編みの鳥の巣を届ける会 早水悠登さんより)