学術研究の分野で使われる植物標本が原点とされている押し花。 現在では自然の色を残す技術が普及し、趣味や芸術作品として広く楽しまれています。 出来上がった押し花は、はがきにあしらったり、絵画のように見せたり、ガラスにはさんだりとその表現方法もさまざまです。 あなたもお気に入りの植物や花を押し花で表現してみませんか?
押し花の原点とされる植物標本の歴史は古く、16世紀頃にイタリアの生物学者が採集した植物を乾燥させ、その姿を残したとの記録があるそうです。 一方、日本では江戸時代に押し花が盛んになりはじめ、標本とされるようになりました。 最近では、美しい押し花の作り方や保管方法、その使い方など、発達した押し花の技術とともにその表現方法もぐんと広がり、押し花がもつ芸術性を追求する人も多くなりました。
鎖国時代に長崎の出島の商館医として来日したシーボルトが1820年代に日本で採集した植物標本 (東京都立大学 牧野標本館 所蔵)
▲ 乾燥能力の高いドライシートで自然の色の押し花が作れます。
▲ 専用の保管袋で長期保存ができます。
本日のログインポイントを獲得しました!